2011年12月アーカイブ

私の来年のメインレースは「信越五岳トレイルランニングレース」です。
エントリー出来るかどうかわからないけど、
もしエントリー出来たとして、
完走出来るのかどうか、また、完走する為にはどうすれば良いのか、
今から考えて準備したいと思います。

この大会は全長110kmのトレイルです。
斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山の辺りを駆け抜けます。
制限時間は22時間。
関門もあります。

51km地点で10時間
66km地点で12.5時間
92km地点で18.5時間

そもそも100kmの大会も完走した事が無いので
まったくわからないですが、

今年の夏に初めて行った六甲全山縦走(約53km)は13時間以上かかっています。
これをせめて体力の残った状態で10時間で踏破出来る様にならないと、完走は無理でしょう。

ちなみに、いつもの裏山往復コース17.6km(高度上昇値1,054m)は4時間20分。
これをそのままの速度で110kmに換算すると26時間50分ぐらいかかります。
・・・。
これでは完走は無理です。

しかし、紹介文によると「全行程が走れるコースレイアウト」とあるので
もしかすると、ぎりぎり完走出来るかもしれません。

いつもの裏山ワンウェイコース(舗装路6キロ高度上昇値876m)16.84kmだと平均キロ12分。
こんなコースでこのペースだとぎりぎり22時間で完走出来そうです。

ちなみに先日の東山三十六峰マウンテンマラソンは30kmを5時間だったので、
単純計算すると18時間ちょいで走れます。
まあ、それはまずないでしょうが、可能性は感じますね。

当面の目標は痛みやすい左足の強化。
無理をしない程度に抑えながら、長い距離を走りきれる体力&筋力をつけたいと思います。

できれば夏までに六甲には2回行きたいです。

それ以外は裏山経由で近所の山を縦走しまくろうと思います。
足が壊れない様に、ゆっくりゆっくりが大前提で。

【葛藤】
そこで、悩んでいるのが来年の水都大阪ウルトラ。
これを裸足で70kmのチャレンジにするか、
ビーサンで100km走り切るか、
どちらにするのか。

信越のことを考えるととりあえず平地の100kmを完走してしまっておきたいところですが、
裸足の記録も伸ばしたい。
その葛藤です。

しかし、メインレースが信越ならそちらを優先して裸足の記録更新は後回しにし、
100kmを完走すべきなんでしょうね。
裸足で100km走り切れたら言う事無しなんですけど、
淀川河川敷はアスファルトが殺人的に粗いのです。
粗くなかったらチャレンジしてますけど。
70kmの粗いアスファルトを裸足というのも、かなり無理があるし...
やっぱり100kmか?

東山三十六峰マウンテンマラソンは楽しかったけど今までで一番悔しかった。
だから、なんどもなんども振り返って考えた。

ダイトレの時ほどではないにしろ、右足には筋肉痛もやって来た(2日後に)。
それなりに走れてたのかな。

西京極にある井上鍼灸接骨院に行って来た。
接骨院に行くのは初めてで勝手がわからない。

先生によると、左足の足首?が歪んでいるそうです。
外側に力がかかってしまうので、傷めるという事。

ただし、人は誰でもどこか歪んでいるものだと言う事です。

ゆっくりゆったり走れた淀川マラソンと神戸マラソンでは、
この痛みはでてこなかった。

突っ込んだ大阪マラソン、生駒チャレンジ登山、
能力的にギリギリだった丹後ウルトラではこの痛みがでた。

左足のアーチも弱っているということで、
そういえば翌日赤く腫れ上がっていた。

突っ込んだ走りをする事で、その後に疲れが出て着地が乱暴になるから
歪んでくるんじゃないかなぁ?

悲しいけれど、頭で思い描く様な走りをする身体にはまだなっていないという事でしょう。

幸い、ゆるく走る分には何も痛まないので、しばらく安静にした後に
地道に体力を強化していくしかないと思います。

そう言う事を考えると、靴を履いて参加するトレラン大会では
やっぱり能力以上の走りをしてしまうという事もあり、
春からの裸足登山はとても大切なんじゃないかなぁと、春になるのを待ちわびています。

接骨院ではテーピングをしますと言われましたが、
それはしたくないんです。とお断りしました。

ストレッチもお勧めされましたが難色を示すと、
内転筋のストレッチだけでもしたほうが良いと言われましたので
素直に従おうと思います。

左足の接地は今後特に注意する様にして、
スピードアップは封印します。

絶対、強くなる!

天候にも恵まれ、
一晩経って思い返せば、大変楽しい一日でした。

まるやまさんと駅で待ち合わせて合流。
しばらくしてたけさんも合流。

私は長袖シャツ3枚重ねにウインドブレーカー、
スパッツ(サポートしないやつ)にジーンズの半ズボンだったので
超寒くてがくがく震えました。
そして裸足にKSO。
アスファルトから冷えが伝わります。

走ったら暖かくなるから..
スタートまで1時間半。

ゼッケンつけて、おにぎり食べて、
奇跡的に富山のしげちゃんが隣にいてびっくり☆
記念に写真を撮ってもらいました。
遠く離れた友達に実際にあえるっていうのは、
スポーツならではですね☆
ちょっぴり感動。

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ぼんやり立っていると目の前に大阪マラソンを裸足で完走されたテルさんがいました。
今回は地下足袋で完走されました。
おにぎりをいただき、私の補給は完璧なものになりました。

そうこうしているうちにぼちぼちスタート時間。
今年はトレラン界のアイドル、鏑木さんは来ません。

わたしのお友達は皆3時間前後の早い人ばっかりなので
コワかったけど前の方に一緒に並ぶ。
噂では最初の宝ケ池公園周回から登山口までは
キロ3分台で突っ込むそうです。
そうしないと登り渋滞に巻き込まれるという事ですが、
私はもともと鈍足なのでぼちぼちいって渋滞で休憩するつもりでした。

流れに載って瞬間速度4分台の平均5分4?秒/キロで宝ケ池公園を2周し、
そのペースのまま7キロ先の登り出しまで走りました。
(今思い返せば、これが最大の失敗だった)
普段の私では絶対ありえない異常なスピードです。

快調だったのです。
計画では前半抑えて後半加速する予定でしたが、
手ぶらで身体も軽く、あまりにも気持ちよかったので
計画を無視しました。

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渋滞で一緒になった赤いナイトランのTシャツを着た
かわいらしい京都の女性としばしお話。
彼女は先週に試走したそうです。

一回目のエイドまでは彼女の後ろに着いて超快適に引っ張ってもらいました。
彼女の走りは私の様に大げさな動きは無く、まるで水面を進む天女のように
スムーズでした。
そんな感じで前半はやっほーと叫びたいぐらい最高に気持ちよかった!
めっちゃ楽しくてルンルンでした。

スポーツドリンクを3杯とバナナ2切れ、パンとチョコレートを
一気にほおばって振り向くと、いるはずの無いやすさんが。。
トラブルか?
口がいっぱいでしゃべれない。。
ねん挫したらしく、リタイアだそうです。
シングルトラックなので他の人に迷惑がかかるから..ということで。
潔いですね。
わたしは諦めが悪いのでどんな状態でも先に進みたい。

大文字山の登りにさしかかったぐらいか超えたぐらいの14〜15km地点から
左足に異変がでました。
またあれです。
腸脛靭帯炎?

関節に痛みが走り、加重すると「膝かっくん」のようになって
力が入らない。

体力も気力も満タン、身体のどこも痛くないのに、
かっくんとなって走れない。
ほぼ右足だけでびっこをひきながらすすむ。

なんでなん??
何が悪いの?
悔しくて悔しくて、歯を食いしばり、
うんうん言いながら進みました。

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どんどん追い越されていく。
わたしは何百人の人に道を譲り、
隙間をみつけてはぼてぼてと進みました。

途中でスタッフの人に五本指の人はみんなしんどそうやなぁと
言われました。
(ちがうんです。わたしは、わたしは...!)

悔しくて泣きそうでしたが、苦笑いで通過。

どのあたりか、
「女の人で5本指はめずらしいですね〜」と声をかけられた。
「普段は裸足なんです」という話から、
「愛知にも裸足の友達が一人います」
「誰ですか?裸足の人ならだいたい知ってます」
「ショードーさんって言う人です」
「はい、友達ですw。」
とつながりました。
大会に出るとこういう出会いがあるからいいんですよね〜〜。

2回目のエイドで見た事の有る顏に遭遇。
U山くんでした!
なんと、トレラン界にいたんですね。
やっぱり京都は狭いもんだ。
IT=ランニングというのは少なくないパターンなのか?
足が痛いのが一瞬消えました。

今回の目標は4時間台でした。
中間地点では600番めぐらいと言われました。
口からでまかせだったかもしれませんが、
私の感触でもそれくらいだったと思います。

もうこの地点では4時間の後半になるかもしくは5時間か、、
とにかく進む以外の選択肢はない。

左足の外側をなんどもなでなでしながら立ち止まり、
追いついた人をやり過ごしながら、
歩き〜小走りの速度で進む。

悔しいのは、後半もとても走りやすいトレイルで、
他の人は気持ち良さそうに進んでいく。
楽しそうな下りの場面でも、わたしはえっちらおっちら慎重に降りるだけ。

せっかくの抜群なトレイルなのに、もったいない。
なんともったいないのか!!
楽しみたくても楽しめない悔しさにさらに歯を食いしばりました。

終盤は年配の男性と女の人の後ろに一生懸命ついて、
彼らが走ると走り、のぼりで歩くと歩いた。

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このあたりか、しげちゃんのお連れの方にがんばって!と
追い越し際に声をかけていただきました。
(はい、がんばります。なんとかゴールに行けます。。)

ラスト3キロ。
もうやけくそ。
とにかく走れるだけ走る。

そしてレッドカーペットを踏んでゴール。
喉が渇いた。
5時間2分1秒。

4時間台は無理だった。

こうなったのは足が悪いのではなく、
たぶん私のペース配分がむちゃくちゃだったからかも。

そして冷静に考えてみると、
フルマラソンが6時間近くかかる私にしてみたら
5時間と言うタイムは、そんなもんかもしれない。

私の走力ではこれが目一杯なんだろう。
それを超えて走ろうとするから、節々に負担がかかりすぎて
おかしな事になるのかも。

欲張り過ぎなんだ。気持ちばっかり前に行って身体が伴ってないんだ。
もっと自分を知ってきっちりコントロール出来る様にならなくては。

しばらくは大会も無いし、
楽しく気持ちいい強度でぼちぼち楽しもうと思います。

ピクチャ-5.jpg

装備:
帽子無し
軍手
ファイブフィンガーズKSO
パンプス用薄手靴下(指穴開けて対応)
ヒートテック
吸汗速乾長袖T
首にバンダナ
いつものジーンズの半ズボン
ファッションスパッツ(ノーサポート)
カメラ用ミニウエストポーチ(水無し)
デジタルカメラ
ジェルの梅
天空の城ラピュタのママに感化された髪の毛2つくくり。

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