2008年9月アーカイブ

9/24の京都新聞に気になる記事がありました。

職人が使うこだわりの道具類も、その道具を作る職人がいるわけですが、道具を作る職人自体が高齢化のため減っているそうです。

また、京仏壇・京仏具の漆塗りで研ぎに使う「駿河炭」という特殊な炭は在庫はあっても原木を切る人がいなくなって入手困難となり、螺鈿の材料となる「夜光貝」なども良質な品が減っているそうです。

(そうなんですか?→松田氏)

国際化社会で世界に目を向けるのも良い事でしょうが、なんとかして日本人の心に響く、日本の美しい伝統産業を守りたいものです。

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漆塗り家庭祭壇を扱う様になって考えます。

私は特に何かを信仰してるわけではないのですが、宗教を否定するわけでもないです。
仏壇を手がけている人が、カトリックの家庭祭壇を作って売り出すということは、並大抵のことではなかったのじゃないかなと思います。

仏教を信仰する家庭なら、「キリスト教なんてそんな外国の宗教はとんでもない!」みたいに反対されるでしょうし、取引先との関係にも波風たったのではないかと思います。

日本人は仏教でもいろんな宗派に分かれていますし、比較的他の宗教を受け入れやすい文化なのかなとも思います。

どんな宗教もその教えは大概よい教訓となり、生活の知恵となると思いますので、信仰することはすばらしいことだと思います。

ただ、他の宗教をけなしたり馬鹿にしたり否定したりすることはなるべくやめてほしい物です。宗教の違いが原因で今も昔も多くの人が戦争に巻き込まれて死んでいるのですから。

他人の信仰する心を認めてあげてほしいです。

9月4日に石鹸を使わない生活を始めてみようと試みましたが、やっぱり汗等が気になり石鹸を使うことに。

頭髪は出来る限りシャンプーを控えていますが、全く使わないという訳にもいかず、2〜3日ごとぐらいに薄いのを使っています。

今のところ問題無し。

でもなんか精神的にすっきりしないので今度は小麦粉シャンプーを試してみます。

そもそもYahooの記事を読んでいてスタッフの間で「小麦粉シャンプー」なるものがはやっていると書いてあったので、興味を持って調べている時に、

「石鹸を使わない生活」にであったのでした。

いきなり「使わない」に切り替えるより、この「小麦粉シャンプー」を試すべきでした。

お取引先の関係で鴨川納涼床へ行きました。

Tazuru Annex 仙鶴

30名ほどの会だったのですが、ほとんどが着物好きの方で、女性は8割着物でした。
着物はうらやましかったです。
いつか着こなせる様になりたいですね。

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涼しいかもと思ってましたが、案外蒸し暑かったです。
うにやキャビア、松茸など豪華食材でした。

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隣の席になった和菓子の粉の問屋さんは、今回のお米騒動では、そのお米はまったく取り扱ってなかったにもかかわらず、問い合わせなどの対応で大変だったそうです。

今後、食の安全がより注目されることになると思いました。
2週間ほど前だったかのYahoo記事(だぶん)で、野菜を求める際に何を基準にするかという問いで、

1位 新鮮さ(59.5%)
2位 安全性(48.4%)
3位 おいしさ(44.1%)
4位 栄養(40.8%)

という結果が出たらしいです。


野菜について欲しい情報は、
「産地情報」
「農薬散布情報」
「鮮度情報」

で、
その他、男性の関心は
「トレーサビリティ」
「生産者」

女性は
「栄養価情報」
「食べ方情報」

だそうです。

女性はダイエットや調理に興味がある様ですね。

もう既に開催日も今日と明日になってしまいましたが、

いつもお仕事を手伝っていただいていただいている、
京都市立芸術大学ビジュアルデザイン専攻の学生の方の
作品展がとても話題となっています。

新聞各紙やラジオ番組などで取り上げられています。

京都の繁華街は四条木屋町にある、廃校となった元立誠小学校が
会場となっている。

身近にある社会問題を視覚的に感じてもらいたいというコンセプトだそうです。

わたしは今から行ってまいります。

http://www.vd-kcua.jp/peace/

***
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学生が自分たちで企画し、自分たちで制作し、自分たちでPRし、
自分たちで運営するという、全部全部を自分たちの力で作り上げるというのは
相当な時間と精神力だと思います。

遊びたい盛りの大事な時間を使って社会問題を考える学生たち。

こうやってちゃんと向き合っているのに社会人になってしまうと
どうして遠のいてしまうのでしょう。
理想よりも現実で、生活していくのが精一杯になってしまって、
気持ちにゆとりがなくなってしまうのかもしれません。

活動が出来れば理想的ですが、
関心を持ち続けることと、やっても無駄とあきらめずに、
出来ることは実行する様にしていこうと思います。


立誠小学校の3階にある周りを廊下で囲まれた和室はどういう用途で
使用されていたのでしょうか。
不思議な空間でした。

検索してたら驚きのページがあった。
なんと、石鹸やシャンプーを「使わない」というものだ。

3ヶ月ほどでそういう体になるとの事。

これからちょうど涼しくなるので試してみようと思った。

その1 石鹸、シャンプーの話


手順一覧メモ

最初に要点だけリストします。

詳細は次に紹介します。


-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

1】道具類を揃えておく

2】油を計量し、固形の物は溶かす。

3】苛性ソーダを水に溶かします。

4】苛性ソーダと油の温度を4050度まで下げる

5】トレースがでたらオプションを入れる

6】型に流し入れる

7】1〜2日このまま置いておく

8】固まっていたら型から取り出し切り分ける

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【0】前日までにしておく事

前日までに使用する油の種類と量を決め、鹸化値表に基づいて苛性ソーダの分量をきっちり計算しておきます。
また、使用済み牛乳パックをきれいに洗って干しておきます。
牛乳パックが乾いたら、口のところと1面を切り取って2つ合わせてガムテープで止めておきます。
真ん中が液の重みでたわむので、真ん中あたりに補強の意味でガムテープを貼るといいと思います。

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【1】道具類を揃えておく

まず一番最初に必用な物をひととおり揃えておきます。
薬品を扱ったり、混ぜたりしないといけないので、用意しておかないと失敗の元です。

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・オイル類
・精製水
・苛性ソーダ
・ゴム手袋
・メガネ又はゴーグル
・マスクまたは手ぬぐい(鼻と口を塞ぐため)
・計り
・牛乳パックの空き箱を2個くっつけたもの
・ボール
・泡立て器
・料理用温度計
・鍋(固形の油を溶かします)

【2】油を計量し、固形の物は溶かす。

それぞれの油をきっちり正確に量り、一緒に混ぜて弱火にかけてとかします。
ほんとうは別々に溶かした方が酸化を防ぐかもしれませんが、面倒なのでまとめて溶かします。温度が上がりすぎない様、注意してまぜながら様子を見ます。

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【3】苛性ソーダを水に溶かします。

※苛性ソーダは劇薬ですので、自己責任で安全を確保して扱ってください。

苛性ソーダも正確に量ります。粉煙を吸い込まない様に注意し、直接肌に触れたりこぼしたりしない様にすごく注意します。
精製水はアバウトに量って用意します。

用意した精製水を耐熱ボールにいれ、その中に少しずつ苛性ソーダを流し込みます。
化学反応で発熱しますので注意します。

また、この時気体が発生しますので、真上からのぞかない様にし、深く吸い込まない様に厳重注意します。

換気扇はまわしておき、できれば換気扇の下で行います。

この液体が目に入ったりすると高い確率で失明するそうですので、眼鏡やゴーグル、サングラスなどで目を守ります。

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【4】苛性ソーダと油の温度を40〜50度まで下げる

苛性ソーダと油の温度をそれぞれ40〜50度まで下げます。
熱々のまま混ぜてしまうと、ぶくぶく泡立ちうまく固まらずに失敗してしまいます。
温度が下がったら、油に苛性ソーダ水溶液を少しずつ注ぎながら泡立て器で混ぜます。
全部入れたら最低10分間は必死で混ぜてください。


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もったりとしてきたら、必死にならなくても軽く混ぜます。
だいたい20〜30分ほど混ぜ続けますので、筋力勝負です。
電動泡立て器でも試しましたが、液が飛び散るので危険だと思います。
どちらにしろ液が飛んでもいい様な服装かエプロンが必用ですね。
私は飛び散らない様に注意しています。


【5】トレースがでたらオプションを入れる

トレース(混ぜ跡)がでたらオプション(はちみつやパプリカなど)を入れます。
だいたい天津飯のあんぐらいの固さ〜カスタードクリームぐらいが目安だと思います。
これは使用する油によっても変わってきます。
エキストラバージンのオリーブオイルだけだと、どれだけ混ぜてもさらさらのままでした。

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私はハチミツが大好きなので、ハチミツを入れよく混ぜ合わせます。
次に色付けにパプリカを入れさらに混ぜます。

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【6】型に流し入れる

一通り混ざったら、用意しておいた牛乳パックの型に流し入れます。
型から万が一漏れてもいい様に下に段ボールや食品トレーなどをしいておくと良いでしょう。

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500gレシピでこのぐらいの量になります。
慣れてくると準備も含めここまでの作業は1時間弱となります。
時間は余裕をもって準備してください。

【7】1〜2日このまま置いておく

夏場は涼しい日陰の場所へ、冬場は保温箱に入れて温かい場所へ。
私は冬場は冷蔵庫の上に、夏場は部屋の隅に置いています。
くれぐれもペットや子どもの手の届かないところへ置いてください。
石鹸になるまでは危険な液体です。

【8】固まっていたら型から取り出し切り分ける

1〜2日すると固まっているので型から取り出して使いやすい大きさに切り分けます。
わたしは軍手をはめて糸のこで切っています。
固まっていない場合はもう2〜3日様子を見ましょう。

まだまだ危険な個体ですので直接触ると手が荒れます。
切り分けた石鹸をすこしずつ間隔を空けて乾燥させます。
約1ヶ月そのまま置いておきます。

【9】使用後の道具や容器の処理

使用後の道具は少量の場合は拭き取った後、お酢をスプレーして中和させ流水で洗い流すか
油と苛性ソーダを混ぜ合わせたものが付着している場合は2週間ほどそのまま放置して鹸化を進めてから洗い流してください。
強アルカリなのでそのまま流すと環境にとって悲惨な事になります。

営業日のお知らせのため、テーブルでカレンダーを作る事がよくありますが、毎回手打ちして作るのはナンセンスだと思い、カレンダー出力のphpを作りました。



とりあえず、表示するだけのものです。

これに独自の休日や日本の祝日等を入れられる様にしたら便利ですね。
今後の課題です。

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