第4回 生駒チャレンジ登山 32km 当日

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今回は精神的余裕が無く、ちょっと記憶が曖昧です。

当日は何故か出発30分前に起きたらいいかぁ、と
5時半に目覚ましセット。

まず、これ失敗。

寝ぼけすぎて30分では用意できませんでした。
あたふたして、まったく間に合わず。

慌てすぎでご飯も喉を通らず、何も食べずに出発。

旦那様に洛西口まで送ってもらい、
電車に揺られて出発。

あ、プチトマト忘れた。
これ最大の楽しみだったのに〜悔やまれる。死んでも死にきれない。

前夜からですが、そうとう緊張してます。
ライブでは一切緊張しないのに...
今度は絶対失敗したくない。
なんとしても完走したい。
出来れば60人中30位ぐらいにはなりたい。
なんて考えるから余計緊張する。

そしてこれでまだ人生3回目の大会。
しかも、前回の60kmはDNFしてるし、
ハーフを制限ギリギリでしか完走してない。

しかも今回は山。

どうなることやら..。

電車を乗り継いで京阪枚方市駅に到着。
周りはランナーっぽい人がたくさん。
ここで昆布おにぎりを買って食べる事に。

ホームへ上がるとすでに電車がある。
でもおにぎりを食べるから1本見送る。
おにぎりの早食いをしてちょうど次の電車が来たので
乗り込む。

乗客のほとんどが登山、又はランナー。
うわぁ、皆さんなんだか早そう。
私はジーンズの半ズボンに普通のファッションスパッツ、
靴はビブラムファイブフィンガーズKSOという出で立ち。
なんだか場違いな気がして来ました。

そして、予定より10分ほど遅れて8時前に到着。
すぐに受付をするも、最速で8:50スタートに。

50分もひまだなぁ〜と思いつつ、
アームウォーマーを装着。
じっとしていると、がたがた震えが来るほど寒いのです。
緊張してるから震えるのかも?

ぼけーっと10分毎に先にスタートして行く人たちを眺める。
地下足袋の人を発見!
ちょっぴり安心感がでるけど、かなり鍛えてそう。
次の次自分の番という時に、トイレに行きたくなり、
尋ねると5分ほど離れたところにあると。
500円でゴール行きの荷物を預け、
あわてて走ってトイレをすませると、
すでに集合がかかっていて、写真も撮影済みだった。

軽いウォーミングアップになったかな?

CIMG1086.jpg

今回はauのRun&Walkで標高や距離、タイムを計る事に。
ツイートなど、どうせ電波も届かないし、余裕もないのでしない。
写真もほぼ撮らないで走る事に専念。

スタート前、その靴何ですか?痛くないですか?
と声をかけられる。
裸足よりはマシです。ピンポイントで尖った石等踏むといたいですけど...
また、こういう質問に対して返答を考えてなかったので
しどろもどろした。

スタート!

ぼちぼちスタート。
草むらの路面はやわらかい。
しばらくは最後尾?の3人組について行く事に。

3人のうち1人は男性は電話しながら進む。
私は電話してないけど一生懸命走る。

やがて登りにさしかかり、
3人のうち1人の女性が若干遅れる。
なんとかその女性について行く。

そうすると1人ですか?と話しかけられる。
京都からですと言うと
香川から来ました。
去年も参加したそうです。
これはレベルが違うなぁ...とにかくなるべく付いて行こう。

そうしているうちに、どんどん引き離されました。
すると、同じ様に追いついたり離れたりしている男性と
ほぼ同じ様なペースで...
その男性は大阪府チャレンジ登山よりはこっちの方がだいぶマシです。
と教えてくれた。

そして、しばらくその男性の背中を追いかけて付いて走る。

その方は、私に飴をくれました。
ありがとうございます。
と、足を引っかけて転んでしまわれました。
私は焦りました。
でもおきあがりこぼしの様にすぐに立ち上がり
何とも無さそうだったので、とりあえずは良かったです。

その方とは第一ポイントまででした。
そして、第一チェックポイントには予定していた時間より
13分〜30分も速くたどり着くことができました。

飴をくれた男性の先導のおかげです!
ありがとうございます。

その後はひたすら一人旅。

しばらく進むと、舗装路が始まります。
ゆるーい登りが続いたと思います。
途中、ゼリー飲料を2個を2回に分けて補給。

そして登り切ったぐらいでアジサイ園がはじまり、
ネットでみた近道もありました。
近道も通ってもかまわないと公式回答がありましたが、
皆さん、蛇行路の方を進まれますので、
わたしもそうしました。
近道を通ると1kmほど短くなる様です。

下り追えたら近道を降りてくるランナーに遭遇。
複雑な気分ですね。

今回は、写真もほとんど撮りませんでしたので、
記憶もありません。
この辺りから苦しくなります。

そして、緩やかな登りを登り切ったところで、
第二チェックポイント。

ちょうど12時で、
登山者やランナーが昼食をとっています。

わたしもここでなんかしら食べる事に。
でもザバスのゼリーバーぐらいしかありません。
どんなのか、封を切って食べてみる..あ、甘い(^^;;)
これはあかん、4つも持って来たけど、無理でした。
SoyJoyチョコオレンジ味を一口かじる。これもカスカスでムリ。

あきらめてさっさと出発する事に。

いきなり階段登り。
ちょっと体制整え直し。
靴づれ防止の絆創膏を貼り直し、
スポドリと水を50%に混ぜ合わせ、
再出発。

えっちらおっちら進んで行くと、
前に女性の登山者が。
後ろ姿をずっと追って、必至で登るについて行く。
すると、お先にドウゾと言われる。
もう無理ですから!きついです。
初心者ですから。
というと、若いから大丈夫よ。と言われる。
60になると全然違うよ。

後ろ姿は60才には見えませんが...
まだ若いんだから若い人とは全然違うよ。
若い人は頑張れる。

そう言われて泣く泣く追い越し。(泣いてはいませんけど。)
さっきよりペースアップして進む。

でもこの女性のおかげで進むことができました。
ありがとうございます。

ここからは前に進む事だけで精一杯。
この区間の後半、走れなくなって写真を撮りました。

CIMG1087.jpg

どんどん追い抜かれ、ひとりぼっちが続きます。

CIMG1088.jpg

ちょっと見晴らしのいいところ。

CIMG1089.jpg

さみしいなぁ〜
スカイライン沿いの起伏のあるコースが続きます。
未舗装路。
登ったり降りたり。

1人通れるほそい道なので、
前にウォーカーが歩いていると通れない。
でも追い越すほど体力も残ってない。

すると、前を歩いている人が道を譲ってくれる。
そうなると、またペースアップして先に進まねばならない。
こうしてなんどもウォーカーに助けられ、
先に進む事ができました。


終盤、ハセツネとかに憧れた自分が浅はかだったなと思いました。
まだまだ、何年も先の事としても30kmでこんなにしんどいんだから無理だな。
今回完走できたら、萩往還70kmにエントリーしようと思ってたけど、
しばらく考える事に。

もういい加減起伏のあるスカイライン沿いの道は飽きたなぁと
思って、初めてauのRun&Walkをチェック。
すると、すでに30km地点。
あともうすぐやん。

しかも、1:17分。(4時間27分経過)
あと2キロやったら、キロ12分として24分か。
5時間切れるかも!

そう思うと足は重くても心は軽い。
なるべく走って走って、登りは早歩き(早登り)で、

ゴール!13時48分50秒(4時間58分50秒)
ぎりぎり5時間切り達成できました。
人生3回目の大会、初めてのハーフ以来、2回目の完走!

result.jpg

試算では私の走力で6〜7時間と見積もっていましたので、
かなりうれしかったです。

これで初フルマラソンへの自信にもなりました。

ここでこの喜びを誰かに聞いてほしいと思いましたが、
電波が通じませんでした。
とりあえず、下山する事に。
でもケーブル電車まちの行列に並ぶ気もせず、
しばらくベンチで休憩。

CIMG1090.jpg

こんなん乗りました。

下山するとすぐ近鉄に連絡。
しかし、なんだか調子が悪くなる。
気分が悪い。
吐きそう〜。

電車に乗るとよりいっそう気持ち悪い。

幸い、5分ほどで次の駅に到着。
7回も乗り換える過酷な旅でした。

晩ご飯もたいして食べられず、
1日経っても胃のあたりのむかむかは解消されず...
胃にダメージがくるのかなぁ。


振り返ってみて...
今回のコースはジャリ道が多く、
特に下りのジャリ道では慎重に走らないと
足裏にかなりの刺激があるため、急ぐならKSOではきびしいと思いました。
ただ、裸足で悪路を走り回っている変な外国人も世の中には存在するので、

こんな人↓

慣れれば大丈夫かな?とも思いました。

筋肉痛はあるものの、傷めた箇所はなさそうです。

靴についてはファイブフィンガーズの事はまだほとんど知られていない
事がわかりました。

そしてみなさん「その靴痛くないですか?」というのが
共通の質問でした。
他の靴を知らないので、なんと答えていいのかわかりませんが、
おもしろいと言っておきました。

もちもの
P1010027s.jpg

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このページは、tairaが2010年10月25日 16:36に書いたブログ記事です。

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